
千葉県
2021年10月
2021年10月20日
まず旭市役所へと行く。旭市観光マップを入手。旭市では零細企業を興して32年営業していた。旧海上郡海上町(かいじょうぐんうなかみまち)の岩井地区には滝があるとは聞いていたが、行ったことはなかった。
龍福寺の境内に目指す滝はある。

龍福寺本堂
本堂裏側に大滝がある。

大滝 落差8m 水道の蛇口をひねったくらいの水量
奥の院入口の隧道を潜り抜けると金剛の滝がある。

金剛の滝 落差5m 水量は大滝よりは多い
旭市から小見川町(現香取市)へと行く道路の際には大原幽学記念館がある。ここの存在も当然知っていたが入ったことはない。入場料300円。JAFに加入していると50円引き。
大原幽学は農民指導者で、資材の共同購入を薦めて世界最初の協同組合を作った、と記されている。幕府ににらまれ62歳で自刃とも記されている。

大原幽学座像
匝瑳市(旧八日市場市)の飯高寺(はんこうじ)を目指す。ここ八日市場市は、私が奥さんと結婚してから41年住んでいたところ。飯高寺手前に黄門桜の標識が見える。黄門桜は水戸黄門が飯高寺を訪ねたのを記念して植えられたとある。

黄門桜 山桜 樹齢320年 樹高7m
飯高寺には本堂は残っていない。檀林(仏教の学問所)、総門、鐘楼などが残っている。最盛期には800人ほどの学僧がいたとされる。明治5年に芝の宗教院に移り、日蓮宗大学となり、その後立正大学となる。

飯高檀林
今日の宿、かんぽの宿旭には17時前に着く。友人の進藤氏とロビーで待ち合わせ温泉、夕食を共にする。
10月21日
9時頃の出発で飯岡刑部岬展望館へ行く。展望館そのものは改修工事中。敷地内より飯岡漁港を見下ろす。

飯岡漁港 この周辺にも東日本大震災の津波が押し寄せる
銚子市名洗に行き、屏風ヶ浦遊歩道を散歩。屏風ヶ浦は飯岡刑部岬の下まで続く。


2枚とも屏風ヶ浦 高さ40~50m 長さ10㎞
銚子市外川の街にも行くが、古い街で道も狭く駐車する場所がない。

なかなか廃線にならない銚子電鉄 外川駅
昔工事で縁のあったウオッセ(海産物販売所)で昼食。早めに宿へと戻る。
10月22日
今日は養老渓谷、農溝の滝を廻って帰宅する予定であったが、雨のため断念しどこにも寄らず帰宅。かんぽの宿を予約する段階では22日まで晴れ、雨は23日のはずであった。残念。
10月30日
まず君津市の農溝の滝を目指すが交通量は多い。武漢ウィルスが落ち着いてきたのと、11月1日から緊急事態宣言が解除されることが決まったからだろう。そして今日は土曜日だ。

洞窟内を流れる段差が農溝の滝と思っていたが、帰ってからNetで調べると違うそうだ。亀岩の洞窟と呼んで流れの段差そのものには名前がないようだ。本当の農溝の滝はここから50m下流にある、緩い勾配のなめ滝のことらしい。そしてこの亀岩の洞窟は江戸時代に田へ水を送るために人力で掘られたそうだ。

2枚とも亀岩の洞窟
そしてここは君津市が観光地として力を入れているらしく、駐車場、遊歩道が整備されている。せせらぎ沿いの木道はホタル観賞用としてきちんと整備されている。
ここから30~40分で養老渓谷の粟又の滝。滝巡りコースには5つの滝があると表示されている。


2枚とも粟又の滝 100mにわたって斜めに滑り落ちる
遊歩道を歩いて行く。

千代の滝 細々と流れている

万代の滝 千代の滝よりも水量が多い
万代の滝の先は“崩落のため通行止め”。でも乗り越えて行ってみる。あと昇竜の滝、深沢の滝と2本あるわけだが見当たらない。千代の滝程度のものが1本あったが標識はなし。標識はやはり台風19号で流されてしまったのだろう。
坂を登り一般道へ出る前に、幻の滝という個人所有の滝があったはずだが閉鎖している。同じ19号のせいだろう。

一般道の見晴らし所から見た粟又の滝
市営駐車場の手前に赤い橋がある。川沿い(養老川の支流)に左に行く道があり、金神の滝方面との標識がある。何キロとか何分とか出ていないが行ってみよう。ダメ元覚悟で。20分も歩くとキャンプ場がある。階段があり金神の滝の標識もある。小さい山を登って降ると滝がある。思ったよりいい滝だ。

金神の滝 落差34m

鳥居越しの金神の滝
帰りも渋滞。16時頃帰宅。