埼玉県

2020年8月  

2020年8月18日~20日 同行者 奥さん
 8月18日 宿谷の滝
遊びに来ていた孫を埼玉の土呂の自宅へと送り付けてから秩父方面へと出発。まずは入間郡毛呂山町宿谷の滝を目指す。うまいこと“宿谷の滝”でナビに登録される。何台か路上駐車しているのでそのそばに置くが、滝方向へと歩いていくと5,6台ほど置ける駐車場がある。この駐車場に移動。この駐車場から徒歩10分ほどで宿谷の滝に出る。遊歩道には秋海棠が咲いている。まだ群落とはいかないが何年かすると見ごたえのあるものになるだろう。
宿谷の滝 落差12m
 五常の滝
 五常の滝は残念ながらナビには登録されず。日高市役所へと行く。市役所観光課で五常の滝への行き方を教えてもらう。“五常の滝は私有地ですから開いているかどうかは分かりません”と言う。とりあえず行ってみよう。
 武蔵横手駅の少し手前に右へ入る道がある。結構狭い。5,6分も走ると右側に受付、駐車場がある。管理人のおじさんは2時半までと言う。着いたのは2:10。でも話をして料金(200円/円)を払うと、門は3時に閉めるからと時間延長をしてくれる。
門をくぐって遊歩道、5分ほど。遊歩道わきには二宮金次郎像、熊沢蕃山廟他並んでいて孔子廟が最後。五常の滝の五常はこの滝で修業した坊さんの名前。そして五常の教えは、仁、義、礼、智、信だと書いた説明書をくれる。
五常の滝 落差12m と書いてあるがもう少し低いような気がする。
 秩父華厳の滝
 皆野町にある秩父華厳の滝を目指す。“秩父華厳の滝”ではやはりナビに登録されない。34番札所の水潜時のそばということで、ナビには“水潜寺”を登録する。駐車場から坂を登って3,4分するともう滝入り口になり、すぐに滝が見えてくる。多くの人が滝壺や川の流れに遊んでいる。どういうわけか外国人ばかり。
秩父華厳の滝 落差13m
 宿の国民宿舎両神荘には17時の到着。“えっ、国民宿舎!大丈夫なの?”と奥さん。秩父市の温泉旅館をあたったのだがどこも満員。両神荘の新館は洋室でベッドが2台。トイレもついている。国民宿舎でどうしようもないのが、トイレが部屋になく共用、ということ。温泉も広く、露天風呂もあるし料理もまあ良かった。料金も温泉宿並みの6万円(2人で2泊)。
 8月19日
 今日は秩父市内の滝を回る予定。事前に、秩父市役所観光課にメールを入れて秩父滝マップを入手してある。地図には白滝、竜門の滝、夫婦滝、清浄の滝、蛹沢不動滝、不動滝、勘兵衛の滝、方円の滝の8か所が出ている。市役所の人が付箋を付けてくれて、勘兵衛の滝、不動滝は現在進入禁止になっていると記してくれている。また方円の滝は駐車場から徒歩2時間と書いてあるので、連れのことを考えてパス。8時半に両神荘を出発。きょう5か所の滝は国道140号線沿い。140号線を滝沢ダム方向へと進む。
 白滝
 滝の見学場所に駐車場と観光トイレがある、と滝マップには書いてある。滝の所在地の強石地区を過ぎてもどこにあるのか分からない。廃業した土産物屋におじさんがいる。聞くと“1㎞程戻ったところに工事中の場所がある。そこがそうだよ”と教えてくれる。車を停め、誰もいないので工事の柵をまたいで入って行く。木々の間に滝が見える。
白滝だと思う。
 竜門の滝
 140号線をもう少し先に行く。三峰神社の参道入り口がある。鳥居が立っているのですぐわかる。すぐ横に駐車場がある。料金は500円。ここには民宿の看板が出ている。また土産物屋や食堂もしていたような感じだ。ここのお婆さんは話し好き。
竜門の滝にはすぐ行ける。これは案内が良いという意味で、道は昇り降りがある。昨日はほとんど平らだったから。参道を登って行って、右に降る遊歩道が出てくる。下りの途中に分岐点があり、左に登っていくと竜門の滝へと標識がある。右方向へは何も書いていない。
竜門の滝 落差15m
 夫婦滝
 この夫婦滝への案内がない。マップには神庭洞窟の横にある、と書いてある。竜門の滝からまた参道へと戻ると、標識には竜門の滝、神庭洞窟と書いてある。遊歩道の分岐を右に河原へと降りる道があった。そちらへ行ってみるかと考える。奥さんはもうくたびれて“ここで待っている”と言う。
 河原へと降りどんどん進んでいく。また登りになる。途中の標識は神庭ではなくて神岡になっている。また洞窟ではなく半洞窟、鍾乳洞となっている。とにかく半洞窟方向へと登っていく。これが結構くたびれる。半洞窟入り口前に腰かけると中から冷たいいい風が吹いてくる。しばらく休憩。
 木々の向こうに滝が見える。夫婦滝との表示はないし、滝見場所もない。急斜面の藪をかき分け近づいていく。結構やばいよね。
このあと駐車場オーナーのお婆さんのところに行きしばし休憩。上皇さんの若かりしときの写真やエリザベステーラーの写真まである。エリザベステーラーは三峰神社に来たわけではなく、日本のどこかで見かけた時の写真らしい。
夫婦滝と思われる。落差30m
 清浄の滝
 三峰神社の参道沿いにある。駐車場から徒歩1時間と書いてあるが45分ほどで着く。途中2か所の沢で崩れがあり遊歩道をふさいでいるが簡単に乗り越えられる。
滝壺の端に足を入れてみたがものすごく冷たい。10秒も浸かってられない。修験者の滝修行に使われたとある。清浄宮という祠も鳥居もある。駐車場オーナーのお婆さんは“清浄の滝を見たら他のは見られないよ”とのたまわっている。
清浄の滝 落差10m
 蛹沢不動の滝
 マップにはループ橋近くにある、滝沢ダム下流広場駐車場の目前です、とある。ループ橋の展望駐車場に行くが滝らしきものは見えない。さっき滝沢ダム下流広場駐車場というのがあったな、でも交通整理のおじさんが座っていたので通り過ぎてしまったが。あのおじさんに聞いてみよう。少し戻って交通整理のおじさんに聞いてみる。“よく分からないけどこの奥にもう一つの駐車場があるから行ってみれば”と言う。
もう一つの駐車場の手前に橋が架かっている。その橋のすぐ右側に滝がある。蛹沢不動堂もある。ひっきりなしに大型ダンプが入ってくる。この大型ダンプの交通整理をあのおじさんはしているのだ。
蛹沢不動の滝 落差18m
 両神荘のそばの道の駅にて漬物を購入し宿に戻る。15時過ぎの到着。
 8月20日 丸神の滝
 8時半の出発で丸神の滝を目指す。丸神の滝は小鹿野町にある。両神荘も小鹿野町。埼玉県唯一の100名滝。滝前バス停のそばに駐車し歩き始める。20分の昇り。入り口には熊、スズメバチに注意の看板あり。熊、スズメバチの被害は当然受けなかったが、小さい虫が顔の周りを飛んでうっとうしかった。
小鹿野町にはこの丸神の滝以外にもたくさん滝があるはずだが、パンフレットには載っていない。遊歩道がなかったりするのだろう。
丸神の滝 3段滝で12m、14m、50mの落差 見えているのは3段目だろう
 黒山三滝
 黒山三滝を目指す。ナビに登録される。ナビ通りに西武線吾野駅そばから林道に入り山越えで黒山三滝に行くルートだ。もう少しで目的地というときに林道が通行止めになっている。自転車、バイクは通れるようだが車はダメ。そのまま家に帰ることにする。14時には晴海の自宅に到着。お疲れさまでした。

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