東京湧水地その3 西府湧水と新田川緑道

2022年7月7日  

同行者 尾関、木村、瀬川、中村、橋本、保坂の各氏
 新型コロナのためしばらく中断していたハイキングを再開する。JR,京王線の分倍河原駅改札前に14時の集合、出発。計画を立てた時には11時の集合、出発を考えていた。分倍河原に戻ってきてからサントリーの府中工場の見学をして、ビールを3杯ごちそうになる予定だった。ところが計画を発表し、人数の確定がなってから、サントリーのホームページを開き、工場見学を申し込もうとした時には、7月中全日満員札止めとなっていた。残念。それで急遽時間をずらす。
 改札前を出てすぐに京王線のホームの下を潜る。医院の手前を右に曲がりさらに左に曲がると、住宅地の真ん中に高倉塚古墳がある。規模は小さい。
高倉塚古墳
 八雲神社、浅間神社、稲荷神社などを見ながら西へと進んで行く。新府中街道を横切り熊野神社へと行く。ここにも古墳がある。上円下方墳という珍しい形だ。そばの古墳展示館へ行くと古墳時代末期に現れた様式のようだ。
上円下方墳 1段目正方形、2段目正方形、3段目円
 この後南下し西府駅の反対側に出る。さらに南下し崖線上部を西に進む。数百メートルで行き止まり、崖線下の道に出る階段を降りる。崖線下の道の少し上部に湧水が湧き出ている。湧き出ているというよりも浸みだしていると言った方が良い。
このすぐ下には道沿いに小川が流れている。想像するにこの小川は第85歩東京湧水地その1で行ったママ下湧水群から流れてくるのではないだろうか。今度上流へと歩いてみよう。
 小川の流れに沿って東へと歩く。日新通りを通り、新田川緑道を歩く。緑も多くなかなかいい散歩道だ。古戦場跡の石碑もある。
鎌倉幕府末期に北条泰家が分倍河原に陣を敷き、新田義貞がこれを打ち破り鎌倉幕府が滅亡する。分倍河原は歴史の転換点の地であった。
古戦場跡の石碑の前で記念撮影
新田川緑道
 かえで通りで新田川緑道に別れ、かえで通りを北上する。途中かえで通りから下河原緑道へと歩を移し高安寺へと行き参拝する。高安寺では弁慶硯の井戸なども見る。分倍河原駅はもうすぐ。駅から少し下がった広場には新田義貞の像もある。
新田義貞像
 駅からすぐの磯丸水産で乾杯となる。16時半の到着。17時まではハッピーアワーでビールが安い。そのせいかどうかわからないが飲み過ぎてしまった。
 今日のコースは府中市の数ある散歩コースの一つ。所要時間は2時間半。歩数は18,000歩。
お疲れさまでした。

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