
板橋散歩
2018年10月4日
同行者 石井、小栗、尾関、木村、橋本の各氏
JR埼京線板橋駅東口に10時の集合出発。
まず東口真ん前の近藤勇の墓を見る。刑場で斬首された後この地に首以外が埋葬されたという。首は京都に送られた後どこに行ったかは不明。
加賀藩前田家の下屋敷はこの板橋にあったが22万坪と広大な物。敷地の一部の石神井川近くに加賀藩を記念して加賀公園がある。
旧中山道に戻り、観明寺に赤門がある。小さく貧弱。前田家下屋敷の通用門だそうだ。通用門なら納得する。ここも下屋敷の敷地内であるが、もともとここにあったわけではなく移設されたものという。

下屋敷の通用門だった赤門
板橋観光センターに寄りおばちゃんからいろいろな説明を受ける。赤門の通用門だったこと、移設されたことなどもおばちゃんから仕込んだ話。
板橋宿は平尾宿(下宿)、仲宿、上宿と3つの宿の総称。これはみんなつながって総延長2.2km。いまも賑わっているが、当然ながら昔をしのぶ建物はない。 本陣跡という小さな碑があるだけ。板橋は石神井川に架かっている板製の橋のこと。そんなこというと日本どこでもみんな板橋になってしまうけど。

板橋宿の北のはずれに縁切り榎がある。男女の縁切りを願ってもいいし、煙草との縁切りを願ってもいい。榎の奥に祠があり、わずか数mの参道には絵馬が飾ってある。何枚か覗かせてもらうと激しい縁切りの願いが書かれている。絵馬は隣の蕎麦屋で売っているという。木曜日は休み。

縁切り榎 道路を挟んで右側の長寿庵で絵馬を売っている。
さらに北へと歩き、氷川神社、南蔵院などを参拝しながら日帰り温泉“さやの湯”には12:40の到着。さやの湯は高塩分の温泉。ジャグジーや高炭酸風呂なども設置してある。

いつものように皆で一杯。お疲れ様出した。