佐倉市街 & 湯パラダイス

2012年8月5日  

同行者 小栗、橋本、保坂の3氏
8月は暑いので平地を歩くことにする。
京成佐倉駅10:03着の特急に合わせて出発。国立歴史民族博物館を目指して歩くが、この博物館は巨大すぎて廻るのに時間が掛かるので入館せず。
横の城址公園へ行く。博物館の敷地も昔は城の一部であったろうと思う。城は石垣を用いず土塁に空堀。家康の命を受けて土井利勝が築城したとある。
博物館付属のくらしの植物苑で朝顔祭の開催中。入場してみる。100円/人。いろんな朝顔があるがほとんどがしおれている。橋本氏いわく、朝顔だから朝早くなければ駄目なんだよ。
11:00過ぎに摩賀多神社。ここは参拝客が多い。10分ほど休憩。
武家屋敷。ここで武家屋敷、佐倉順天堂、旧堀田家の3箇所見学券を購入。520円/人。ばらばらに買うよりも100円安い。
この近辺に5軒の武家屋敷があるが公開されているのは3軒。後の2軒は個人所有らしい。
貰った資料によると、石高により家の大きさや門の形、その他いろいろと制約があるよう。3軒のうち2軒は100石以上の家、もう1軒は100石未満の家らしい。
12時頃おはやし館。祭りの山車に乗せる人形を2体飾ってある。おばちゃんが一人で留守番をしている。食事を摂らせてもらっていいかと聞くとOK。冷房の効いた部屋でソファーに腰掛けおにぎりを食べる。
 佐倉の祭りは秋祭り。おばちゃんはいろいろ話してくれる。以前は3年に1度の祭りであったが、今は毎年。年番になった町は持ち出しが多くて大変だとか、マラソンの小出監督はよく祭りに選手を連れて来てくれる。野球の超有名人は若いときに出て行ったままぜんぜん来ないとか。
次は堀田家の菩提寺の甚大寺。おばちゃんの話によると、ここは堀田家のみの寺。墓は堀田家だけ、また堀田家だけがこの寺を支えている。
佐倉順天堂ではボランティアがガイドをしてくれる。
幕末に佐藤泰然に佐倉に来てもらい、蘭方では長崎か佐倉かとまで言われるようになった。華岡青洲が麻酔を発見していたが、副作用が多かったため、ここでは外科手術は麻酔なしで行われていたという。足の切断の絵などある。痛かっただろうね。
この記念館の隣には今現在診療している順天堂医院がある。
ガイドが付くからどうしても滞在時間が長くなる。
13:00頃の出発。
旧堀田邸は堀田家最後の殿様正倫(まさとも)が明治23年に立てた物。ここでもボランティアガイドが付く。
華族として東京に住んでいたが、これからは農業と教育が大事、と広大な農業試験場を作りその一角に邸を作る。藩校の流れを汲む佐倉中学(現佐倉高校)にも多大な寄付をする。
農業試験場は今はなく巨大な老人ホームに変わっている。ガイドの説明は柱、梁、天井、欄間といたるところに行く。今では買おうにも、素材そのものがない木も使っている。ガイドなしではざっと5分見て終わりになってしまいます、と言う。
ガラスも良く見ればゆがんでいる。ゆがみのない物は、割れて交換した現代の物。
 ガイドの説明が40分掛かる。14:00頃旧堀田邸を出発。
庭園の端から山道を降り国道へと出る。
14:15にJR佐倉駅の少し成田寄りにある湯パラダイスに到着。入場料1,650円/人と高い。剣劇鑑賞料も含んでいる。
私たちみたいなお湯に入って一杯やるだけの客用に2時間まで800円とかの料金を設定すればいいのにと思う。
 6階が男性用浴場。客は殆んどいない。7つほどある浴槽のうち2つは空っぽ。
他も入れ物の形が違うだけで後は同じ。ジャグジーみたいな物はない。
 5階がレストランと劇場。劇場にはそこそこ人がいる。一杯やっているうちに汗が引くだろうと、料金に入っている館内着で乾杯。
16時頃の退出。

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