河津桜

2012年3月11, 12日  

同行者 小栗、橋本、中林、峯村の4氏
 踊り子号は全席指定で混むから早めに切符を買ったほうがいいよ、と言う奥さんの進めに従い前日の10日に買いに行く。
画面にタッチ式の機械で購入。11日の東京駅9:00発の踊り子号の指定席は売り切れ、それではグリーン車はどうだとチェックすると窓側は全部売り切れ。一般自由席も2,3両あるので自由席を購入。河津まで特急券とも5,240円。
 3月11日の11:31に河津駅到着。その前の稲取、熱川は名だたる温泉地であるが数人程度しか降りない。踊り子号のほとんどの人が河津で降りる。私以外の4人は踊り子号の次の各駅で到着。
 駅前ではボランティアの人が河津桜関係の地図を配ったりしている。
また海鮮丼の店のアルバイトもチラシを配っている。全品1,200円以上。ちょっと高いけど行ってみようか、と幟の立っている店へと行く。が宣伝が効いているのか、待ち客ノートには4組の名前がある。
 隣の店を覗くとこちらはガラガラ。こちらに入る。こちらも丼物が主体だが安い。私は豚キムチ丼、650円。食べているうちに数組の客が来てにぎやかになっていく。
河津駅
まず河津川沿いに出て左に曲がり突き当たり海の手前まで行く。河津川北岸の堤防を上流へと向かう。
河津町の桜祭りは昨日10日で終わりの予定だったが、寒さのため開花が遅れ、今が満開なので桜祭りは延長になった。屋台がそこかしこに出ている。
河津桜の苗木も売っている。鉢に入って花を着けているものは2,100円。ひょろひょろとした苗木は1,050円。2,3年で花が咲くよと売っている。買って帰っても植える場所がないなあ。
河津桜は満開
宝泉橋を渡らずに反対側へと曲がり町道に出てまた右に曲がるとすぐ左側に河津桜の原木がある。やはりたくさんの人。飯田さんが昭和20年2月に河津川沿いで芽吹いたばかりの苗木を見つけその場所に移したとある。
緋寒桜と早咲き大島桜の自然交配だそうだ。飯田さんは偉かったね、飯田さんが見つけなければ河津は未だに田舎の温泉町から抜け出せなかったよね。立派な町おこしだ。
河津桜の原木
 また川沿いに戻り上流へと目指す。峰大橋を渡ってからは一般道。途中で東日本大震災の犠牲者のための黙祷をする。
露天風呂にも河津桜
 15:15国民宿舎かわづに到着。鉄筋コンクリート6階建て。外壁塗装が少し汚れて年季が入っている。伊豆の踊り子の舞台だった湯ヶ野温泉に位置している。ロビーには伊豆の踊り子の出演者の吉永小百合、浪花千恵子、大坂四郎、高橋英樹のサインが飾ってある。浪花千恵子なんて古いね。
 温泉は源泉掛け流し。大浴場、露天風呂共に1階にあるのだが端と端。右と左でかなり離れている。裸では行けない。露天は狭い。2人用か。
国民宿舎かわづの基本料金は1泊2食付で6,500円。トイレ付の部屋だと1,000円アップ。土曜日や桜祭り開催日はまた1,000円アップ。桜祭りが延長になったので料金も上がるか心配だったがそれはなかった。
 安いのでたいした料理ではないだろうと思い、いのしし鍋(1,600円)を追加したがテーブルに置ききれないほどの料理が出てくる。
 次ページは料理と参加者全員の写真。
 夜は麻雀大会となる。中林さんは見物。半チャン3回で
峯村さんがトップで+30、次が橋本さんで+23、小栗さんが-9、私は-44。
 3月12日には湯ヶ野発8:19のバスに乗る。最初の予定では河津七滝までバスで行き、そこから歩いて寒天橋を渡り、天城隧道をくぐってバスで河津駅まで戻るコースを考えていた。
 みんなの要望で淨蓮の滝を見に行くことになる。8:19のバスは七滝止まり。35分後のバスは修善寺行き。その35分を利用して出会い滝、かに滝を見物。他の滝は崖の崩落で見物不可。
 七滝バス停9:04発で淨蓮の滝へ。
淨蓮の滝
土産物屋と並んで釣竿レンタルがある。入漁料も書いてある。1日の場合の料金、釣って良い数等書いてある。
渓流釣りの名人橋本さんの話だと、これだけの料金を取るには放流しているだろうとの事。ニジマスなどは群れているから釣りやすいんだけど、アマゴなんかは散らばって隠れちゃうから釣りにくいんだよね。
 橋本さんが聞いてきてくれる。ここから修善寺までは20km、湯ヶ島までなら歩いていけるんじゃないかと。 天城遊歩道がここ淨蓮の滝から湯ヶ島までつながっている。 踊り子遊歩道は河津方面。 天城遊歩道を行く。
天城湯歩道
天城遊歩道途中のせせらぎ
1時間で湯ヶ島着。また橋本さんが聞いてきてくれる。修善寺まで10km。ただ遊歩道はなく一般道を行くようになる。さっきの淨蓮の滝から修善寺までの20kmはオーバーであった。
 11:45発の修善寺行きのバスがあるのでそれに乗ろうということになる。ちょっと早いけどお昼。弁当は国民宿舎かわづで作ってもらったおにぎり。これがちょっとひどかった。
握りは硬く、中には何にもなし、塩気もない。外皮の海苔はべチャべチャ。夕食、朝食は良かっただけに残念。
 峯村さんは稲取に住んでいる娘さんと再度河津桜を見物するために河津へ戻る。
 残り4人は修善寺へ行き、そこから伊豆急で三島にでる。私以外の3人は三島から東海道線。私は新幹線で東京へ。3時には勝どきに到着。修善寺-三島間は500円、新幹線は3,890円。
踊り子号は高いような気がする。

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