
上高地
2024年4月
2024年5月11日~13日
今回はクラブツーリズムの『新緑美しい上高地帝国ホテル3日間』というツアーに参加。
5月11日
JR新宿駅に9:30に集合。10:00発のあずさ13号のグリーン席で出発。聞くところによると、今回のツアーはクラブツーリズムの帝国ホテル貸し切りだそうだ。総勢120名。東京、関西、愛知から1班12名の10班の構成と聞く。添乗員も10名、バスも10台必要だ。松本駅に12:40頃の到着。大型バスで帝国ホテルを目指すが乗客は12名。一人で2座使ってもバスはまだガラガラ。希望者は手前の大正池で下車して歩くこともできる。私は当然歩行組。

大正池からの穂高連峰

大正池からの焼岳

遊歩道も整備されている。

15時過ぎには帝国ホテル着。
今日の夕食は17:30から洋食。食事は17:30からと19:30からとの2部制。明日は19:30からの和食となっている。メニューのアルコール欄を見てびっくり。単価が高い。びっくりして細かく覚えていないが(ビールグラス一杯が1,500円ほど)、たまに行く築地のすしざんまいの倍以上。なんか場違いなところに来たな、という印象。でもさすが帝国ホテル、料理はおいしかったね。ローストビーフは絶品だった。
今日は快晴。夜はホテル主催の星空観賞会。北斗七星をレーザービームポインタで教えてくれる。レーザービームで星を指せるんだからすごいよね。北極星は木の枝に隠れていて定かには見られなかった。だんだん曇ってきたので部屋に戻る。
5月12日
オプショナルツアーのネイチャーガイドと歩く神秘の明神地区に参加。8:30の出発。今の時期は二輪草が最盛期、とは言うけれど二輪草は地味な花。

白いのが二輪草

9:15頃合羽橋に到着。
梓川の左岸を上流の明神橋へ向かって歩行。ほかの花もあるけれど、話題はやはり二輪草。二輪草は花びら5枚が圧倒的に多いが、たまに6枚、7枚、8枚などがある。

花びら8枚の二輪草。

たまに緑色の花びらの物がある。見つけるのは難しい。
明神橋には11:30頃の到着。橋を渡って穂高奥宮前で解散。奥宮前の嘉門次小屋で昼食。日曜日ということもあるせいか、客はひっきりなしに来る。岩魚塩焼き定食を食す。1,800円。

嘉門次小屋
梓川の右岸を歩く。

この川は梓川の支流。
合羽橋まで来ると雨がぽつぽつ降りだす。リュックからビニール合羽を取り出し羽織る。15時前にはホテル着。
話に聞くと、上高地は冬季(11月中旬から4月中旬まで)にはすべて休みという。ホテル、土産物屋、レストランすべてが休業だそうだ。帝国ホテルの従業員に『冬季の休みはどうしているの』と聞くと、『私たちは東京の帝国ホテルの従業員で、夏季の間だけ選抜されて上高地に働きに来ている。すぐそばに従業員寮があり皆和気藹藹でやっている。冬季は東京に戻り働いている。』と言う。すべての料金が高いわけが分かった。
今日は18:30からヴァイオリンとアコーディオンの二重奏がある。芸術には縁のない私だが聞くことにする。ヴァイオリン奏者は寺下真理子氏、アコーディオン奏者は土屋恵氏。寺下真理子氏の話では、持参のヴァイオリンのストラディバリウスは時価7億円。ストラディバリウスは現在演奏されているものでは世界に180本あるという。最高値は30億円という。奏者から5mくらいで聞くとやはり迫力がある。感激して彼女たちのCDを購入する。購入した者の特典として写真撮影がある。

私の左隣が寺下真理子氏、右隣が土屋恵氏。
5月13日
朝から雨。10時前にホテルを出て松本市内の四柱神社参拝。蕎麦屋で昼食の後、松本発13:45のあずさ34号で帰路に就く。16:30頃新宿着。解散。