モロッコ

2018年4月16日~4月27日  

今回はクラブツーリズムの…
“エミレーツ航空全区間ビジネスクラス利用 充実のモロッコ12日間”というツアーに参加。総勢12人。65歳〜70歳までが2人で残りはすべて70歳以上。夫婦4組に単独参加4人。
4月16日
 エミレーツのドバイ行は夜便。22:00の出発。クラブツーリズムでは19:30に集合しろという。 今回初めて東京発の成田行バスを利用する。所要時間は1時間10分という。 18:20発に乗ればいいのだが最終は18:10。最終で何かあるとまずいので、その1本前の18:00丁度発のバスに乗る。客は半分もおらず快適だった。所要時間もぴったり1時間10分であった。
 エミレーツは初めての利用。ビジネス用のラウンジの食べ物は握り寿司などもあり、JALやANAよりもかなり良い。
4月17日
 ドバイで乗り換えモロッコのカサブランカには13:00の到着。この便も成田‐ドバイと同じくエアバスのA380.総2階の大型飛行機だ。これがほぼ満席。 2階はファースト、ビジネス客のみ。ファーストの前方にはシャワールームが左右に1か所ずつ。
 今までのヨーロッパへのツアーだと、ビジネスを選んでも、東京から最初の空港までビジネスで、次の区間はエコノミーになってしまう。 例えばイタリアへのツアーに参加すると、アリタリア航空を使用しない(値段の関係でこの場合が多い)でフィンエアーを使用すると、東京‐ヘルシンキがビジネス使用でヘルシンキ‐ミラノはエコノミーとなってしまう。3時間もエコノミーに乗らなければならない。
 エミレーツは2区間ともビジネス使用だから快適だが、時間がかかる。 東京‐ドバイが11時間ちょっと、ドバイ‐カサブランカが9時間半。
ラバト
 カサブランカの空港からラバトへと行く。重いニコンのカメラはスーツケースに入れてある。ラバトのムハンマド5世廟前で下車した時に、添乗員はいい顔をしなかったけれど、スーツケースからカメラを取り出す。
 ムハンマド5世は現国王ムハンマド6世の祖父。ムハンマド5世廟とハッサンタワーは同じ城壁(土壁)で囲まれた敷地にある。城壁の入り口にいる衛兵は騎乗している。ヨーロッパ各地では直立不動が多いので騎乗兵を見るのは初めて。
この城壁の中にあるムハンマド5世廟の前にも衛兵がいるが、こちらには1人が立っている。その代わりと言ってはなんだが、5世廟の中の見学通路の四隅には緑のマントを羽織った衛兵が4人立っている。
騎乗衛兵
ムハンマド5世の石棺 墓守もいる
タンジェ
 モロッコ最北の街タンジェへ。ラバトからのバスの所要時間は3時間半。バス、運転手、運転助手、現地人ガイドは最後まで同じ。
 高速道路からの風景は、意外と水、緑が多い。モロッコというとどうしても砂漠のイメージが先行してしまう。集合住宅の建設も多くみられる。経済が発展しているように感じる。5階建てが多いが、後で聞くと高さ制限があるようだ。
 ホテルはタンジェ郊外のゴールデンチューリップ。ちょっと周りを散歩してみると、戸建ての高級住宅を建設中だ。外部は終わって内装待ちみたい。同じ外観の物がずらりと並んでいる。皆敷地は150坪以上、建坪は70坪以上だろう。大通りに面するところは、泥棒除けの針が付いた塀だけ。入口はない。 ずっと歩いて行き裏側を覗くと、遮断機があり門番小屋も設置されている。こちらの裏側に各戸の門がある。各住宅でお金を出し合って番人を雇うのだろう。
高級建売住宅 左端が門番小屋
4月18日 タリファ
 ホテルを8時に出発しフェリーでスペイン領のタリファへ。フェリーではオープンエアーのデッキにずっといたが、出航後しばらくして、風が出てきて危険だから中へ入れという。 中はイスラム衣装の女性のものすごい数。モロッコからの出稼ぎの女性たちだという。フェリーの出航が1時間近くも遅れたのは彼女たちが遅れて来たからだという。 座席は彼女たちに占領され立ちっぱなしの羽目に陥った。
出稼ぎ?
 港のそばのレストランでマグロのステーキの昼食。このステーキはおいしかった。港のそばにはバスが待っていたのだけど、荷物置き場として使っただけだった。そばのタリファ城(要塞)やサンタ・マリヤ教会跡など見物する。  
 マグロのステーキはおいしかったけれど、1日かけて行くだけのことはあったか疑問に思うし、どうせならイギリス領のジブラルタルの方が良かったんじゃないかなど勝手に思っていた。
タリファの要塞跡
カジノ
 ホテルで夕食(昨日と同じバフェ形式)を済ませてもまだ早い。レセプションでカジノまでの所要時間等を聞くと、タクシーだと15分で150デラハム(約1,800円)程度と言う。さっそくタクシーを呼んでもらう。
 モヴェンピック・ホテルに併設されたカジノには20:40に到着。運転手にホテルでは150デラハムと言っていたが米ドルしかない。20米ドルでいいかと聞くと、にこやかにOKと言う。22:00にここに迎えに来てくれと頼むと再びOK.
 カジノは米ドル建てかと思っていたが、意に反してデラハム建て。ATMの場所を聞くがクレジットカードで用立てるという。2,000デラハムを希望する。ブラックジャックのテーブルは1台が稼働中。先客に挨拶して参加する。ボーナスポイントがある。どんなボーナスかチップを置いてみれば分かる。
 プレーヤーに配られた2枚のカードとディーラーの1枚のカードの合計3枚のカードが対象となっている。3枚のカードがポーカーのストレート(3枚のカードの数が連続)、フラッシュ(3枚のカードのマークが同じ)、スリーカード(3枚のカードの数字が同じ)になった場合に、賭けたチップの9倍が配当される。
 このボーナスが良く来た。ディーラーが替わってそんなに来なくなったが、また最初のディーラーが戻って来てからは、どんどん来るようになった。ジントニックも何杯か飲み調子も上がっていた。イスラムのせいか現地の人で飲んでいる人はいないようだった。
 21:55に終わりにしてチップを眺めると10,200デラハムある。たくさんジントニックを運んでくれたウェイトレスに200のチップをあげる。2,000が10,000になったのだからおおよそ800米ドルの儲けだ。
 カジノの入り口にタクシーは待っていてくれる。再度20ドルを渡すと、Thank you very much Sir.とSirが付いた。
 カジノに行く前にも、カジノに行ったまま行方不明になったら探しようがないかなと思い、添乗員の太田さんにはTelを入れておいた。 戻った時も、今戻ったよとTelを入れるが寝ていたようで申し訳ないことをした。 ホテルのレセプションにはカジノへ行くと言ってあるので、それほど気を使うことはなかったかと反省もする。
4月19日
 出発前に昨日とは反対側を散歩すると、こちら側には大邸宅が軒を連ねている。昨日見た建売の規模じゃない。敷地も建坪も倍はありそう。番人も小屋の中から目を光らせている。
シャウエン
 シャウエンは世界遺産ではないが青の街として急に売れ出した。端的に言うと、青の街、坂の街、階段の街、迷路の街だ。小さい町だが印象に残った。
シャウエン メディナ内
町全体を見ても青っぽい
 なぜ青なのか?有力な説は当時の虫(蚊)除けの色が青かったから、というもの。 タンジェからシャウエンまで2時間半、シャウエンからフェズまで4時間半。今日はロングドライブの日であった。フェズのホテルには19:30頃の到着。
4月20日 フェズ
 フェズは100万都市でやはり城壁に囲まれている。ある時代の首都でもある。 現地ガイドのタウフィックさんの話では、同じように壁に囲まれていてもそんなに大きくないもの(邸宅など)をカスバと言い、巨大なものをラバトというと言う。日本語に訳すと共に要塞になる。ただラバトは首都の名前にもなっているので使うのが難しい。そしてメディナとは旧市街のこと。
ブー・ルージュド門 向こうはメディナ
陶器店でティーポットを購入$160、なめし皮工房で革ジャンを購入$600。昨日勝った分での購入だ。
フェズのメディナは巨大な迷路と言われている。迷路をタウフィックさんの案内で散策する。個人の住宅にも訪れミントティーなどをごちそうになる。 街の壁は特に色など塗ってなく、全体に黄土色。やはり味気ない。シャウエンのすぐ後に来たからその思いが出てくるのかもしれない。
メクネス
 メクネスも古都として世界遺産。
巨大な城壁
ヴォルビリス
 ヴォルビリスはローマ遺跡。ローマ帝国の西限で小麦、オリーブの重要な供給地だったとある。
ローマ遺跡
ホテルはフェズのラマダであるがWi-Fiがうまく繋がらない。お前のところは5つ星ではなく3つ星だろうと言ってやる。
4月21日 エルフード
 今日も長距離移動。フェズのホテルを8時に出発。途中昼食を摂って17時過ぎにエルフードの化石店に到着。エルフードの街から30㎞程離れた山に大量の化石があるという。化石は主にアンモナイトに三葉虫。 ここでバスから4WDに乗り換え。
 大型バスでは砂漠の入り口にあるホテルまでたどり着けないので4WDに乗り換える必要があるとの事だったが、つい最近バスが入って行けるようになったという。しかし4WDを頼んであるので全員4WDに乗り換える。バスは荷物を載せてホテルへと行く。バスが行けるようになってベルベル人の仕事がまた1つ無くなったという。
化石を含んだ石をスライスしたもの。テーブルなどに加工して売っている
メルズーガ
 サハラ砂漠の入り口の街?ホテルが数件あるだけ。数十キロ先はアルジェリア。ホテル・オーベルジュ・トンボクトウには18時半頃の到着。 場所柄バスタブはなくシャワーのみ。電気も節約されているがそれほど不便ではなかった。
 見事な星空を期待して遅くなってから庭に出て夜空を見上げたがそれ程でもない。和歌山の山の中の方がきれいだった。 翌朝も見上げたが、昨晩よりは良かった。
トンボクトウのモニュメント 灯りはトンボクトウ本体
4月22日 サハラ砂漠
 5:45にホテル裏側よりラクダに乗ってサハラ砂漠へ。座っているラクダは後ろ脚から立つ。グッと前かがみになる。また下り坂でも身体は前かがみになり腕で身体を支えなければならず結構力がいる。
 風が強い。細かい砂が顔をたたく。でも普通らしい。砂嵐なんて状態はどういうことなのだろう。想像がつかない。
我々を降ろしラクダは待機 砂漠の向こうはホテル
砂漠の日の出
トドラ渓谷
 砂漠での日の出鑑賞の後ホテルに戻り朝食。バスから見ていると、川に沿って緑のベルトが続き、そのベルトに沿ってベルベル人の住宅が建っている。
緑の向こう側にベルベル人の住宅(土の色で分かりにくい)が建っている
 昼頃にはトドラ渓谷に着く。水量は大量ではないがまあ豊富。 遊歩道を上流に向かって歩いて行く。10分も歩かないうちに川はなくなってしまう。地下から何か所も水が湧き出ていて、ここから川が始まるのだった。
 ワルザザードのベルベルパレスには17時頃の到着。部屋割り等すべての手続きが終わるとタウフィックさんはホテルの外へと行く。それを見て添乗員は、タウフィックさんは他のホテルに泊まるんですよと言う。そして運転手と助手は車の中に寝ているみたいですとも言う。 これは大変だ。車の中での睡眠では疲れが取れないだろう。確実に事故率は上がる。万が一の時に当然客に被害が出るが、クラブツーリズムだってただでは済まない。
現地で不当に安く雇用して事故を起こしたと糾弾されるだろう。私がツアー料金の安い阪急交通社を使わないのは、海外旅行の事故が多いのが阪急だからだ。 安い金額を現地に押し付けるからどうしても事故が多くなってしまう。
トドラ渓谷
ワルザザードは映画の街。ロケ地としてアラビアのロレンス、スターウォーズ、007などに使われている。ベルベルパレスもこの地一番のホテルと言うことで、映画スターの宿泊先として有名らしい。それらしくビール(350cc)が100デラハム(約1,150円)、ワインハーフボトルが200デラハムと超一流だ。しかし湯の出が悪く、しかも湯温が低い。
4月23日
 今日はゆっくりと10時の出発。朝の余った時間に街を散歩するが、写真を撮りたい風景には出会わなかった。
 映画スタジオ“アトラスコーポレーション”のセットを車窓から見ながら次の目的地のアイト・ベン・ハッドゥへ向かう。
映画のセット 向こうはアトラス山脈
アイト・ベン・ハッドゥ
 峠の頂上に砦を設け、旅人から通行料を取っていた街。 今もこの地に住む数家族のうちの一軒のお宅を訪問。添乗員は、この前に来た時には男の一人住まいだったから散らかっていたけど、今度お嫁さんを貰ってきれいになっていますね、と言う。3度目のお嫁さんだそうだ。子なきは去れ、で今までの嫁さんには子供が出来なかったから追い出したらしい。 2人にも子が出来ないのは男の方を疑うべきだよね。
 離縁された女性は、十分に生活できるだけの補償が得られるのかタウフィックさんに聞くと、大丈夫だとの返事。慰謝料だけでなく、モロッコの男性は娘、妹、姪っ子まで養う義務があるという。要するに父、兄、叔父に頼ることが出来るということだ。でもみんな貧乏だったらどうしようもないよね。モロッコの女性に働き場などありはしない。
アイト・ベン・ハッドゥ要塞頂上からの眺め
カジノ
 マラケシュに到着。夜はメディナ内のフナ広場へ行く予定が、雨のため順延になる。22時ころカジノへ行く。23:40に終わりにする。$60だけの勝ち。 行きのタクシーのメーターが100デラハムちょっとだった(渡したのは$15)ので、150デラハムを残して残金は米ドルに交換。
 カジノ入り口に待っているタクシーに乗り込み、ホテルカードを示し、150デラハムで頼むと言うと、もう夜遅いからもっと沢山くれと言う。私もケチだから$1札を出し追加すると、もっと沢山と言う。$1を引っ込め$5札を出しても“うん”と言わない。 それじゃもう乗らない、と言ってタクシーを降りようとすると、それで行くと言い出す。 結構走ったが見たことのない風景だ。今日来たばかりだから見たことのない風景でも当たり前かと思っていると、到着だと停まる。
 違うホテルだ。よく見ろと再度ホテルカードを示す。15分くらい走ってようやく目的のホテルに到着。 運転手は、たくさん走ったからもっとくれと言うが、間違えたのはあんただと言って降りる。予定の0時を大きく過ぎている。 タウフィックさんはモガドールと名の付くホテルはマラケシュに全部で7か所ある。モガドールの次に書いてある名前をよく見ないと間違うことになると言う。
4月24日 モガドール・パレス・アグダル
このホテルは広い。2階建てで610室あるという。大きなプールが2か所ありその周りに客室が弧を描いて建つ。私の部屋はロビーと同じ建屋にあるがそれでも100mは歩かされる。ロビーから遠い部屋は300mも歩かされる。 これなら高層ビルのホテルの方が歩く距離は短くて済むが、リゾートならこれでいいのか。
同じような大きさのプールが奥にもう一つある
バラの時期で庭のあちこちに咲いている
エッサウィラ
 ホテル9時出発で大西洋に面したエッサウィラへ。やはり旧市街が世界遺産になっている。片道3時間半。道路わきは、大都市マラケシュに近いせいか広大な面積に、アルガンの木、オリーブ、小麦が栽培されている。  
 アルガンの木は、実の種の中の実?(梅干しの種の中の実みたいなもの)に含まれている油が保湿に良いとされ、アルガンオイルとして瓶詰めされ化粧品として売っている。このアルガンオイルの製造、販売に女性が携わっていることが多いようだ。昨日立ち寄ったアルガンオイルの専門店は女性だけで運営されている。クレジットカードは使えないが、現金は全てOK。日本円で支払うと日本円でお釣りをくれ、米ドルで支払うと米ドルでお釣りをくれる。  
 都市化が進んでいる大都市周辺でもまだ移動、運搬にロバが使われていることも多い。
エッサウィラには大西洋に向けた大砲が並んでいる
マラケシュ フナ広場夜景
 夜はマラケシュのメディナ内のフナ広場へ行く。このメディナ内で生まれ育ったタウフィックさんは、フナ広場の夜は毎日がお祭りですと言う。 こうこうと電気が付き、大音量の音楽が流れる。私たちはフナ広場脇の喫茶店の2階から見物。
4月25日 バヒア宮殿
 9時にホテルを出て首相の邸宅のバヒア宮殿(1,900年頃の建設)へと行く。首相になるくらいだから大金持ちらしく、4人の妻、24人の愛人を持ちそれぞれに部屋を与えているから大邸宅だ。モロッコの建物の典型は上部のアトラスの杉、中部が漆喰、下部がタイルというスタイルだそうだ。共に細工がすごい。
バヒア宮殿 中庭面 (下部のタイルは写っていない)
“今の王様には何人の奥さんがいるのですか”と聞くと、タウフィックさんは“いい質問です。一人です”と返事をしてくれる。
マラケシュ メディナ
 メディナを散歩。散歩中に大雨となる。フナ広場で45分ほど自由行動。 これには困った。雨なので散歩をする気にもならない。喫茶店でお茶を飲むにも、コーヒーはトルコ珈琲みたく粉っぽいし、ミントティーはおいしくない。 ビールを頼むと、ない、という返事。結局ずっと雨宿りをしている。
雨で蛇使いも休業状態
 昼食はイタリアレストラン。パスタ、ピザのどちらかを選ぶ。パスタは柔らかく茹でてあるというのでピザを選ぶ。みなイスラムの味付けから解放されて食欲が戻ったよう。
 14:20発のフェズ行きの列車に乗りカサブランカへと向かう。 スーツケースなどの大きな荷物はバスが運んでくれる。人は乗せずに荷物だけ載せたバスの方が1時間早く着くという。 18:00に時間通りにカサブランカに到着(駅名はカサブランカではない)。
 列車が時刻通りに着いたことで添乗員はほっとしている。 私たちの前の同じツアーでは、列車の故障で線路上を歩かされ、次の駅でようやくバスに乗り、カサブランカには夜中に着いた、と言う。
 色んな乗り物に乗るのは楽しいことではあるけれど、不確実なものには乗りたくないよね。前回の列車の故障は本当にたまたまの出来事だったのか(何十年かに1回程度の出来事)、もっと頻繁に起きていることなのか、聞かなかったけど。クラブツーリズムが心配になってくる。
 カサブランカ・シェラトンには19時前に到着。
4月26日 ハッサン二世モスク
 ホテルを9時半に出てハッサン二世モスクを見物。ハッサン二世は現国王の父で前国王。モロッコ最大級のモスクだ。尖塔の高さは200mを誇り、高貴なしるしの緑の瓦で屋根を葺いてある。また緑の大理石も使われている。あちこちにカラータイルのモザイクもあって最高級の造りだ。
昔から小麦とオリーブをイタリアに輸出し、イタリアからは大理石を輸入している。
ハッサン二世モスクの扉 両横に緑の大理石の柱、上部他にタイルのモザイク
カサブランカの観光はハッサン二世モスクで終わり。カサブランカにもメディナはあるがどこのメディナも同じなので行かないのだろう。 この後空港へと向かい今回の旅行は終わりとなる。
第69報終わり
日程
  4月16日  成田 22:00発 EK0319
4月17日所要時間 11時間15分 ドバイ着 04:15
ドバイ発 07:25 カサブランカ着 12:55
EK0751 所要時間 9時間半
カサブランカ発 バス 所要時間 1時間半 ラバト着
世界遺産ラバト市内観光 ムハマンド5世廟
ラバト発 バス 3時間半 タンジェ着
タンジェ泊 ホテル GOLDEN TULIP ANDALUCIA
4月18日ホテル発 8:00 フェリーにてスペインのタリファへ
タリファ観光 タリファ城他
タリファ発 16:00 フェリーにてタンジェへ戻る
タンジェ泊
4月19日ホテル発 9:00 バス 2時間半 シャウエン着
シャウエン観光
シャウエン発 15時半 バス 4時間 フェズ着
フェズ泊 ホテル RAMADA FEZ
4月20日ホテル発 8:00 バス 1時間 ヴォルビリス着
世界遺産古代ローマ遺跡観光
ヴォルビリス発 バス メクネス着
世界遺産メクネス市内観光
メクネス発 バス フェズ着
フェズ泊
4月21日ホテル発 8:00 バス 9時間 エルフード着
途中モロッコのスイスと呼ばれるイフランで休憩
エルフード発 4輪駆動車 メズルーカ着
メズルーカ伯 ホテル AUBERGE TOMBOUCTOU
4月22日ホテル発 5:00 ラクダで砂丘へ 日の出鑑賞
ホテル発 バス 5時間 ワルザザード着
途中地下水道跡、トドラ渓谷立ち寄り
ワルザザード伯 ホテル BERBERU PALACE
4月23日ホテル発 10:00 バス 1時間 アイト・ベン・ハッドゥ着
世界遺産アイト・ベン・ハッドゥ観光
アイト・ベン・ハッドゥ発 バス 3時間 マラケシュ着
途中アルガンオイルの店立ち寄り
マラケシュ泊 ホテル MOGADOR PALACE AGDAL
4月24日ホテル発 9:00 バス 3時間半 エッサウィラ着
世界遺産エッサウィラ旧市街観光 エッサウィラ発 バス マラケシュ着
夜メディナ内フナ広場散策
マラケシュ泊
4月25日ホテル発 9:00 世界遺産マラケシュ市内観光 バヒア宮殿、メディナ、フナ広場
マラケシュ発 14:20 列車 3時間半 カサブランカ着 18:00
カサブランカ泊 ホテル SHERATON CASABLANCA
4月26日ホテル発 9:30 カサブランカ市内観光 ハッサン二世モスク
カサブランカ発 14:55 6時間半 EK0752
4月27日ドバイ着 01:15
ドバイ発 02:40 10時間 EK0318 成田着 17:35

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