
アメリカ ワシントン州 インディアンカジノ
2008年8月14日~8月23日
8月14日 スクイームへ
連れは誰もいず一人旅。成田では自動チェックイン。パスポートを機械に読み込ませタッチパネルで進んでいくと搭乗券が出て来る。その前に画面にはあと66,400円支払うとビジネスの席に移れますと出て来る。ついふらふらとOKのところに指を触れクレジットカードを挿入してしまう。
ユナイテッドのビジネスはフルフラットにはならず昔のタイプ。椅子そのものはエコノミーと同じようなもので前後の間隔が広いだけ。
シアトル・タコマ空港には少し遅れで到着。まずハーツ・レンタカーへ。ナビは以前に借りたときとはタイプが違っている。今度のはしゃべらないでいいタイプ。しゃべらないでいいのは楽。たとえば一番先に行くところはSequim。セットの仕方を教えてくれと頼んだハーツの係員にセクイムに行くようインプットしてみてくれと言うと、Sequimの文字を見てからスクイームと発音している。電話で行き先を言うのは大変なのだ。
アメリカはフリーウェーが発達して55〜65m/h(90〜100km/h)で皆走っている。分岐点でどちらに行こうか停まって地図を見るなどという芸当は出来ない。ナビはもう本当に便利、ナビなしではフリーウェーなど走れない。
シアトルからフェリーでスクイームを目指す予定だったが、ナビの示した道は5号線を南下しタコマ、オリンピアを通り、オリンピアで101号線に乗り換え北上するルート。とにかくナビ通りに走る。

ネバーロスト 液晶画面は名刺大程度
目的地まで9.6km、所要時間14分、次の曲がり角まで2.3km、今走っている道路はSequim-Dungeness Way、左に曲がってLotzgesell Rdに出る。
14:50頃宿のエコノ・ロッジに到着。風呂に入り少し休憩後、まずDungeness National Wildlife Refugeへ行く。スクイームから北へ10分ほどのところ。
森の中案内板に大型の募金箱があり入場料$3を入れる。無人ではあるのだがボランティアみたいな夫婦が案内板の前にいて来る人に説明している。森を5分ほど進むと海岸へ出る。砂が細く弧を描き海の中に突き出ている。ここを中心とした自然保護区。
セブンシダーズ・カジノ-1
7Cedars・casinoは国道101号線沿いのスクイームの街より10km程オリンピア寄りにある。ホテル到着前にこの前を通っていて場所は確認済み。
前はスクイーム湾、後ろは山。経営主体はJamestown S’Klallam Indians。テーブルゲーム23台、スロット261と公表している。
建物前にはトーテムポールを立てている。
入場するのにパスポートも何も不要。服装も自由。半ズボンでもOK。お金さえ遣ってくれれば皆お客という考えだろう。裸じゃまずいだろうけど。
玄関入って正面に土産物屋。右側にテーブルゲームとスロット、その奥がクラブ。今日のクラブは貸切りのよう。
左側はキノ。土産物屋の裏がレストラン。

セブンシダーズ・カジノ
テーブルゲームのテーブルが楕円を描くように配置されている。テーブル1台にディーラー1人が着き、全体を監視したり何かあったときにディーラーの相談を受けたりするスーパーバイザーが3人ほどいる。それとは別にインディアンらしき人が1人、客に対して落ち度はないかというような表情で見回っている。今回インディアンらしき人を見るのはここだけ。
スパニッシュ21で20:00前まで遊ぶも$50の負け。
夕食はカジノ内のレストランでバフェ。いわゆるバイキング。 種類は豊富。全種類は食べ切れない。魚の照り焼き、肉、サラダ他。$15。
8月15日 ハリケーン・リッジ
8:30頃の出発でハリケーン・リッジを目指す。日本で誰かのハリケーン・リッジについてのホームページをコピーして持ってきている。それを見ながらネバーロストにHarricaneと入力すると色々出てくるがハリケーン・リッジは出てこない。たいしたナビじゃないなと思い地図を見ながら進む。
しばらくたってから、待てよスペルが違うんじゃないかと思い、地図を確認しHurricaneと入力するとハリケーン・リッジ他が出て来る。ハリケーン・リッジを指定しEnterを押すとちゃんとネバーロスト上に道筋が表れる。
Port Angelesから入り、山の麓で入場料$15を支払い標高1,585mのハリケーン・リッジのビジターセンターを目指す。ゲートの係員は領収書をくれるときに1週間有効だと言う。
山道は2箇所で工事中となっていてそれぞれ10分以上待たされる。谷側にはガードレールがないので注意が必要。特に帰り道、降りの時に多く谷側を走るのでスピードが出過ぎないようにしなければいけない。
ビジターセンターの駐車場に車を置き早速トレイル。1時間ほど。南側にはまだ雪をいただいたオリンピックの山々、北側には山の合間からポートエンジェルスの街、海、その向こうにはカナダ領が見える。

皆気楽な格好でトレイル
Sol Duc
ハリケーン・リッジから降り昼食をと、国道101号線をキョロキョロしながら走るがレストランらしきものは何もない。とにかくアメリカの田舎には何もない。下手すると50km以上もガソリンスタンドがないことがある。Lake Crescentに売店があるので入るが腹の足しになる物はマフィンのみ。2個購入。甘くて甘くて1つしか食べられない。
湖の少し西側より山に入りSol Duc Hot Spring Resortへ向かう。また麓で入場料$15支払い。

ソルダック温泉
浴場というかプールは4箇所。幼児用は円形で幼児の膝までしか深さがない。大人用は円形2箇所。直径8m程の物に入る。縁から階段状に3段になっている。縁に座れば足湯、1段下れば半身浴、その下に座れば全身浴。底に座ると水没してしまう。真ん中には直径1m程の柱が縁と同じ高さに立っていて上部からは湯が流れ出てきている。ここは湯温が40℃位か。体温よりちょっと高い程度。
長方形の大きなプールは子供の遊び場。ボール投げなどして大騒ぎをしている。こちらの湯温は少し低め。
1時間ほど滞在。
セブンシダーズ・カジノ-2
帰り道ポートエンジェルスの街で事故らしく大渋滞。
カジノには18:00を過ぎてから到着。
19:00を過ぎてから夕食。ステーキ、野菜スープがおいしい。
$20,$20,$40,$20と両替して今日は$100の負け。
車椅子で来る人も結構いる。びっくりしたのは車椅子に乗り、鼻に酸素を送るため透明なビニールパイプを着けた人が来た時だ。テーブルの前に来るとビニールパイプをはずしパッと元気よく立ち上がり、車椅子をセットしなおしまた座る。勢いのよさにびっくりしてしまった。
8月16日 Hoh Rain Forestへ
今日の走行距離が一番長いと思い8:00前出発。宿のエコノ・ロッジは朝食付き。狭いロビーの片隅にクロワッサン、マフィン、シリアル、コーヒー、紅茶が置いてある。クロワッサン4個を取り2個を部屋で食べて、2個をリュックに入れ今日の昼食とする。
101号線を西に向かい、ほぼ直角に左に曲がって南下する。曲がってから30kmも行くとホー温帯雨林(熱帯雨林ではありません)への入り口に着く。ここを左折して進むがまた入場料$15支払う。やはり1週間有効だと言う。
今このレポートを書きながら考える。ハリケーン・リッジ、ソルダックとここと入場券は共通じゃないかと。$15で済むところ$45支払ったんじゃないかと思う。でもそれはそれなりに役に立っているはず、と思うことにする。
売り物は巨木にたかるシダ、コケ類。

ホー温帯雨林のトレイル
クイノルト・ビーチ・リゾート&カジノ
途中Lake Quinaultにも寄り今日の宿Quinault Beach Resort and Casinoには16:30到着。途中クイノルト族の居留地があるがカジノ付きホテルはOcean Shoresにある。
ここは寒い、というか今日は寒い。
まず海岸へ行ってみる。ホテルの前がブッシュで荒涼たる風景。わざとやっているならたいしたもの。
海は波が荒くないが汐で煙っている。数十メートル先が見えない。メガネに汐が付いてよく見えなくなってしまう。汐で前が見えなくなってしまうのは今日だけではなくいつものことだろうと推測する。

ビーチから見たクイノルト・ビーチリゾート&カジノ
クイノルト・カジノ-1
カジノへ行き$100両替。18:30頃レストランへ行くも満員で20:15の予約。プラウンのにんにく炒め、ウェイターに勧められてクリームチャウダー、白ワイン2杯。宿とカジノが離れていると飲めないが今日、明日と飲める。今回の旅行の中では貴重な2泊なのだ。
スパニッシュ21で遊ぶ。通常の賭け金とは別にマッチ・ザ・ディーラーと書いてあるところに賭けると、配られた2枚の札のうち1枚がディーラーの1枚目の札と同じ数なら4倍の配当、絵柄も同じなら9倍の配当になる。
手札はAと10札。ブラックジャックだ。ディーラーの1枚目の札を、2枚目を引いた後におもむろに開ける。Aだ。まずブラックジャックとして賭け金の1.5倍の配当を、ディーラーの2枚目の札のいかんにかかわらず受けられる。それからAがディーラーの手札のAと同じなのでマッチ・ザ・ディーラーの配当も受ける。ディーラーの2枚目は開けると10札であった。
通常のブラックジャックだと引き分けになってしまい配当は受けられない。ここがスパニッシュ21のいいところ。
23:00に終わりにするが手持ちは$435。$335の勝ち。
8月17日 Quinault Rain Forest
今日も寒い。薄手のジャンパーをスーツケースに入れてくれるよう奥さんに頼んでおいたがない。スーツケースを空っぽにしてまで探すがない。長袖のワイシャツは頼んだ通り1枚入っている。
仕方ない、格好悪いけど半そでのシャツの上に長袖のシャツを重ね着しよう。足りないものは現地調達と思い、カジノの売店でジャンパーを見るがフリース製のものばかりでしゃれた感じのものはない。
国道101号線を北へ少し戻ってクイノルト温帯雨林へ。ここは入場料はなし。

クイノルト温帯雨林
15:00頃ホテルに戻る。ビーチは相変わらずもやっている。レインビーチと名乗ったほうがいいくらい。
ホテルの室内プールの横にジャグジーがある。ここで1時間ほどのんびりと過ごす。
夕食は山葵。わざわざ漢字で山葵と書いている。先客は2組。1組の白人アベックはてんぷら、枝豆に日本酒、遅れて握り寿司が来る。枝豆の食べ方がぎこちない。もっと指に力を入れて豆を押し出す。 So Good。私は枝豆に海草サラダ、お任せ握り。白ワイン2杯。$40。

寿司バー 山葵
クイノルト・カジノ-2
クイノルトのカジノのテーブルゲームはスリーカード・ポーカー2台、ブラックジャック10台(スパニッシュ21の2台を含む)、ルーレット1台、クラップス1台。こちらでは意外とルーレットの人気がないよう。
スーパーバイザーのおばさんがすごく太っている。歩き方はペンギンのようだがトドと言うほうがあっている。何でここまで太らなきゃいけないんだろうか。
今日は$200の負け。
8月18日 Auburnへ
9:30頃ホテル出発。ホテル周辺はやはりもやっている。晴れることなんかありえないんじゃないかと思ってしまう。
国道101号線を南下すると10km程で東へ向かう。丸太満載の大型トラックとよくすれ違う。10kmも行かないうちにAberdeenの街。見慣れない風景に車を停めると、広大な貯木場。森林資源には事欠かない。
アバディーンからは国道12号線。20km弱で州道8号線になりオリンピア方面へ。オリンピアに出るとオリンピック国立公園を左回りに1周したことになる。
途中休憩所があるので寄る。トイレと無料のコーヒーサービスがある。クッキーもくれる。コーヒーを注いでくれたおばさんと孫はボランティアでやっているのだろう。
ガソリンスタンドやレストランは日本の場合には高速道路にくっついているが、アメリカの場合は一度フリーウェーから降りた一般道にくっついている。またすぐ簡単にフリーウェーに戻れる。
国道101号線を少し走りインターステート5号線を東に行く。タコマを過ぎ州道18号線に入り10km程でオーバーンの街。ここに今夜の宿コンフォート・インがある。宿には12:00頃到着。
降っていた雨もあがる。チェックインは15:00なので場所の確認だけしてMuckleshoot Casinoへ行く。
マックルショット・カジノ-1
いやー、ここはでかい。アメリカ西北地域最大をうたっている。
建物内部に入るとすぐに軽食コーナーが目に付く。アルコール類はまずいのでサラダと水を注文。出てきたサラダのでかいこと。野菜の上にハム2種類チーズ2種類が、野菜が見えないほど乗っている。食べ切れなかった。

マックルショット・カジノの看板
マックルショット・カジノはマックルショット族のカジノだが、マックルショット族は他にビンゴ、ガソリンスタンド、コンビニ、スモークハウス(タバコ、アルコール、土産物販売)、ライブなど出来る劇場を営業している。
端から端まで歩いて見る。歩きながらスパニッシュ21があると少し賭けて、また次へ移る。歩き終わったときには$50の負け。
宿近辺
宿からマックルショットへ行くときには見落としてしまったが宿のそばには小さいカジノ、アイアン・ホースがある。
宿のコンフォート・インには15:30頃チェックイン。今までよりも都会で宿の周りには建物は多い。休憩後近所を歩いて見る。
一番大きな建物に入ると、ホームセンター。品揃えは日本のホームセンターと変わらないが、目に付いたのはユニットバスというか半ユニットバス。バスタブがあって3方向壁が立ち上がっている。高さは2,400mm程か。これだけ。宿のバスルームを見るとこのタイプのユニットが据えられている。ユニットと壁の取り合いはコーキング納め。壁上部、天井はビニールクロスのまま。
隣は食品スーパー。その隣からは小さいお店の長屋。最後にステーショナリーだけのスーパーがある。
アイアン・ホース-1
アイアン・ホースにも入る。スロットはなくテーブルゲームだけのカジノ。アイアン・ホースの意味はオートバイらしくハーレーダビッドソンのグッズなど置いてある。
テーブルは12台程。レイズアップポーカーらしきテーブルに沢山の人がいる。
バー、レストラン、プールバーなどもある。インディアン・カジノではないよう
この近所にもっと他のカジノがあるだろうかと思い、ネバーロストのカテゴリーのカジノの部を開いて、“一番近いカジノ”を指定すると100+と出てくるだけ。
ワシントン州には100以上のカジノがあるのだ。念のため帰国後カジノ・シティで調べると138箇所のカジノが登録されている。このうちインディアン・カジノは27箇所(ビンゴを除く)。
アイアン・ホースでは1時間ほど遊んで$50の勝ち。
マックルショット・カジノ-2
19:00から再度マックルショットへ行く。当然スパニッシュ21に座る。賭け金はミニマムの$5、マッチ・ザ・ディーラーに$1。
2人置いた右側のおばさんは賭け金$10、マッチ・ザ・ディーラーにも$10。このおばさんにはマッチ・ザ・ディーラーがよく来るんだよね。そのたびに“また来た”とばかり大声を出して喜んでいる。これがくれば4倍配当だからチップはすぐにたまるよね。
やめ時が難しい。しばらく声が聞こえないなと思うと、財布を開けてドル札を出している。ある程度たまったときに今日はおしまいとばかりに勝ち逃げしないと。
私はというと21:00まで遊んで$50の負け。勝ち逃げするほどチップはたまらなかった。
8月19日 Mount Rainier
マウント・レーニエのパラダイス・ビジターセンターを目指す。
曇りでマウント・レーニエは見えない。
誰かのホームページによるとマウント・レーニエは富士山みたいに他の山がないところにどんと聳え立っている。富士山より高く標高4,392m。入場料はやはり$15。
パラダイス・ビジターセンターには11:00頃到着。トレイル図を貰いスカイライン・トレイルを左回りに回って、途中からゴールデン・ゲート・トレイルに入りビジターセンターに戻ってくるコースを歩く。雨がぱらついたり寒かったりで、あ〜あ来るんじゃなかった、など思いながらも進む。スカイライン・トレイルからゴールデン・ゲート・トレイルに入ったときには正直ほっとする。

スカイライン・トレイル
途中雪がトレイルを塞いでい所も数箇所あり。歩いた距離を計算すると6km程だが3時間もかかってしまう。

トレイル中

私の推測では、白抜きの人物は初代アメリカ大統領で数字は州道の番号じゃないかと。ワシントン州ならではの表示だと。上の標識は州道7号線を表し、まっすぐ行くと北向きでタコマ方面、と考える次第です。
オーバーンに戻ってから、マックルショットには行かずにアイアン・ホースに出かける。アイアン・ホースは宿から歩いて5分もかからないのでワインを飲める。
ハリバット(鱈みたいな白身魚)を頼む。蒸したハリバットのシュリンプ入りホワイトソースかけ、マッシュドポテト、ブロッコリーなどのサラダ、パン1個。白ワインは3杯。1杯目より2杯目、2杯目より3杯目の方が多く注いである。よく出来たウェイトレスだ。
私の手札はスペードの6、クラブの6。ディーラーの1枚目はスペードの6。マッチ・ザ・ディーラーがダブルで来る。スペードの6の分は9倍の配当、クラブの6の分は4倍の配当だ。
でも2時間ほどたってから勝負を賭けるがあえなく敗退。
$100の負け。
8月20日 Tulalip Resort Casino
7:30頃出発。オーバーンからチュラリプまではシアトルを通る。通り過ぎるまでが大渋滞。でもアメリカ人の交通マナーはいいよね。片側4車線のうち一番内側はバス、2人以上乗車の車が通行可と書いてあるが、皆守っている。
日本人だったら絶対守らないよね。渋滞しているときに路肩を走る車もあるくらいだから。
歩行者優先も徹底していて、渡ろうかと足を踏み出し車が来るから引っ込むと、必ず停車して歩行者に横断を促してくれる。
場所は非常にわかりやすい。インターステイト5号線に隣接していて道路からよく見える。200番出口を出てすぐ。200番出口を降りそこなっても、出口はほぼ1マイル毎にあるのであわてる必要はない。
有名なシアトル・プレミア・アウトレットはチュラリプ・カジノの隣にある。まずこちらへ行くが10:00前でまだ開いていない。
カジノの見物をする。今までで一番派手。天井からはシャンデリアとまでいかないが、細長い明かりが下っていて長さを調整して全体に波打つようにしてある。

チュラリプ・リゾート・カジノ 大きい建物はホテル棟
シアトル・プレミア・アウトレット
プレミア・アウトレットはチュラリプ・カジノのすぐ隣だが、両方の駐車場が大きすぎるため歩く気にはなれず車で行く。
店舗数は100程。シアトルから75kmあるが所要時間は45分程度なので日本人観光客にも人気があるという。ラルフローレン、コーチ、バーバリー、ナイキ、アディダスと私も知っているブランドが目白押し。ソニーもある。
いいものがあったら沢山買おうと思っていたが、いざ来てみるとなかなか買えない。とりあえず不自由はしていないし。運動靴が買い替えの時期に来ているからナイキ、アディダス、靴専門店を見て回るが結局買わなかった。
ボーイング
チュラリプから10km程シアトル寄りにEverettという街がある。ボーイングの工場があり工場見学の受け入れを積極的に行っている。ネバーロストにBoeing Factoryと入れようとするが入っていかない。住所から入れないと駄目なのかな。
しばらくしてただBoeingとだけ入れて見ると色々な所のボーイングが出て来る。エバリットの住所を指定して出発。
着いた建物の受付に行き工場見学をしたいと言うと、Wrong Buildingと言う。仕事の客の来る受付なのだ。2〜3km離れた工場見学用の建物を教えてくれる。
12:30からの工場見学ツアーに参加する。$15。2時間程。大型バスで工場へ行き地下通路に入りエレベーターに乗り5階へ行く。ここが工場の展望台。世界最大の工場でギネスブックにも載っているそうだ。外から見た外壁と思われるものは扉だった。高さは30mもあるのだろうか。扉にはフォークリフトやトラックが出入りするための大きなシャッターも付いている。
2箇所目の展望台の前では777や最新の787の組み立てを行っている。工場内は写真撮影禁止。
この大きな工場の雨排水はどうなっているのか気になるが見学の機会はなかった。
日本でも社会人の工場見学が盛んになっている。近ツーなどでもトヨタやJFEの工場見学ツアーの募集広告を出している。暇になったら行ってみよう。
チュラリプ・カジノ-1
4箇所目の宿ベスト・ウェスタンには15:00過ぎ到着。インターステイト5号線の出口番号は199。
道路挟んだ目の前にはQuil Ceda Creek Nightclub and Casinoがある。またワインが飲める。やはりチュラリプ族の経営。規模はこちらのほうが小さい。
例によりスパニッシュ21に座るも$40負け。今回は$20ずつの両替でこぢんまりと遊んでいる。
チュラリプへ移動。$40負けてから夕食。今旅行のパターンとなったカジノ内のバフェ。味は悪くない。特にローストビーフがおいしい。
最初のラグビー旅行の時にイギリスで、ローストビーフで有名なシンプソンへ行く。高級なレストランだからそれなりの服装でというからスーツにネクタイを締めて。銀の皿にローストされた肉の塊を乗せて来て、客の目の前で切り分けてくれる。でもちっともおいしくないんだよね。あれは何だったのだろう。
食後はスパニッシュ21に座るも、マッチ・ザ・ディーラーに賭けると気が散って次札を引くか引かないかの判断がうまくいかない。マッチ・ザ・ディーラーには賭けないにする。これが功を奏して負けないんだけど、勝たない。元が精一杯。
20:00過ぎ宿に戻る。
8月21日 Orca Tour
シャチ見物ツアーは色々な会社が出している。シアトルから船で行くもの、サンファン島(San Juan Island)から出るもの、アナコルテス(Anacortes)から出るもの。私が選んだツアーはアナコルテスから出るもの。アナコルテスはインターステイト5号線を北上し226番出口で降り、州道20号線を西に行き、もう半島の先っぽ。チュラリプから75km。インターネットで選んだ会社のコピーを見て住所をネバーロストにインプット。選んだといっても予約は入れてない。早めに行こう、7:00出発。
8:00にはIsland Adventures社の店舗に到着。広告は$79だが駐車料、TAXなどが付いて$95.32になる。

私の乗ったボート
1時間半たっても何もなし。キャビンから外に出て海を眺めている。離れたところに何かいるから写真を撮る。少ししてそばに来るから見てみるとゴミが寄せ集まったものだ。寒いのでまたキャビンにもぐりこむ。これの繰り返し。
2時間もたつとシャチが見え始める。キャノンのデジタル一眼レフを持った大きなおじさんが私においでおいでをして前に入れてくれる。何回もシャッターを押す。一脚の上に置いたカメラのファインダーを覗いて首が痛くなってきたが、それでもシャッターを押す。

カヌーでシャチのそばに

2頭仲良く
シャチが泳いでいるそばの島には結構民家がある。これがシャチで有名なサンファン島か。
15:00近くアナコルテスに到着。もう日も照って暖かくなっている。15:30出発の人が待っている。
カジノ2軒
アナコルテスからインターステイト5号線に出るまでの州道20号線沿いにカジノが1軒ある。Swinomish Northern Lights Casino。Swinomish族の経営。平屋建てで平均的な規模。他にRV Park(キャンピングカーの補給所)、ガソリンスタンド、コンビニを経営とある。$40負け。
インターステイト5号線の210番出口にカジノの看板あり。目にしたら寄らないわけにはいかない。アナコルテスからシアトルに向かい左に折れ突き当りまで進む。さらに左に折れると左側にカジノ。もう森の中。Angel of the Winds Casino。Stillaguamish族の経営。ノーザンライトと変わらない規模(527スロット、12テーブル)だが4倍程度に拡張工事中。$40遣って帰ろうとするもダブルの必要が出てきて$20追加。でもあえなく敗退。
チュラリプ・カジノ-2
同じチュラリプ経営でも宿に近いQuil Cedaへ行く。ワインの吸引力はすごい。まずやはりバフェ、$11.85。肉がおいしい。ほんと今回の旅行ではアメリカ料理も馬鹿に出来ないと思う。肉以外でもおいしいものが沢山ある。チャウダーもおいしいし煮物の味付けもよかった。
スパニッシュ21で$40負け。気分を変えて通常のブラックジャックに挑戦するがあえなく$100負け。21:00もう寝よう。
我慢が出来てない。北京オリンピックのマラソンで優勝したワンジルは日本で我慢を学んだと言っている。我慢、我慢、辛抱強くチャンスを待たなければいけない。
8月22日 マウント・レーニエ
今日は天気がよくインターステイト5号線からマウント・レーニエが良く見える。わーすごい、すごいとばかりにコンパクト・デジカメラをポケットから出し、運転しながら撮ってみる。100km程度で走っているからうまく撮れない。停車するところなどありはしない。ついに空港まで来てしまった。飛行機に乗ってからようやく窓から1枚撮れる。

薄くて見づらいけれどマウント・レーニエです
第48報終わり

旅行日程表

AAA発行のワシントン州地図より拝借

マウント・レーニエトレイル図 赤線は歩いたコース